SSブログ



チャイナリスク 日系企業が中国からの撤退術を身に付けるべき [社会]

 

   

チャイナリスク再考:日系企業が中国からの撤退術を身に付けるべき
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20130207-00933003-fisf-bus_all

―尖閣問題をめぐる日中対立激化を受け、一部日系企業が中国からの撤退を計画しているにもかかわらず、実行まで踏み切れない企業が多いもようだ。進出よりも撤退するエネルギーが遥かに必要だということ背景にあった。(中略)多くの日系企業の中国進出を協力したキャスト・コンサルティングはこのほど、中国にはチャンスとリスクが併存すると指摘。日本企業が中国に進出する際、撤退する規約を前もって作るべきだと強調した。また、日系業界もこうした規約などを見直す時期を迎えているとの見方を示した。

「戦う前から負けることを想定していては駄目だ!」みたいな事を言う人が居ます。

確かに”勢い”というものも大事な要素だと思いますが、勢いよく進軍していった結果、行軍が間延びして分断された揚句、各個撃破され大打撃をこうむる。

「勝兵はまず勝ちてしかる後に戦いを求め、敗兵はまず戦いてしかる後に勝ちを求む」―孫子

あらかじめ勝利する態勢を整えているものが勝利を収め、戦いを始めてからあわてて勝利をつかもうとする者は敗北に追いやられる。

人は勝っているときにはもっと勝ちを貪りたくなるし、負けているときは負けを挽回したくなるもの。戦う前にまず勝算があるのかどうか、戦いの目的(止めどころ)はどこにあるのか十分に調査するのは勝負事の鉄則だと言います。

三国志の英雄、曹操は引くことの名人だったそうです。ライバル劉備と漢中という要所を争ったとき、攻め落とすのが難しいと見るや「鶏肋」と言い残して素早く撤退してしまったと言います。鶏肋―つまり。、鶏ガラは捨てるにはもったいないが、食べようとしても肉はない、漢中はそんな土地だと言ったのです。

引くことや退却することは古来からマイナスとされることが多い。伸るか反るかなら突き進むのが格好良い、という発想です。引くこと、撤退することはそれ自体プラスでもマイナスでもなく最終的な勝利を目指す者にとって一つの手段にすぎないのです。”負けないこと”、”引く”―この二つをうまく戦略に織り交ぜられる者に最終的な勝利はもたらされるのです。

  

最後にソフトバンク創業者の格言 

「一流攻守群 道天地将法 智信仁勇厳 頂情略七闘 風林火山海」―孫正義

”一”何事もトップを目指し、一番になれないなら手を出さない。”流”時流に乗って”攻守”バランスをとり”群”起業がある程度の規模になったらリスク分散する。” 道天地将法”王道の条件、”智信仁勇厳”将たるものの条件。”頂”頂上に立ち全体を俯瞰し、”情”情報収集の徹底し、”略”そのうえで戦略を練り、”七”勝率が七割だと見切ったら事業を始め、”闘”もちうる限りの智恵で戦う。 ”風林火山海”風林火山に付け加えて、広漠とした海がすべてを飲み込んでしまうことで戦いが終わるというイメージ。

  

「備えあれば憂いなし」と思った方は
↓こちらのバナークリックを


 

孫正義名語録 [ 孫正義 ]

価格:1,365円
(2013/2/10 12:01時点)
感想(1件)

小さな会社こそが勝ち続ける 孫子の兵法経営戦略 (Asuka business & language book)

新品価格
¥1,575から
(2013/2/10 12:02時点)

 




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
ベコナーゼ点鼻薬

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。