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中国大気汚染、日本企業に不安広がる 新たなリスクに [社会]

 

中国大気汚染、日本企業に不安広がる 工場の一時操業停止…新たなリスクに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130211-00000058-san-bus_all

―中国で深刻化した微粒子状物質「PM2・5」による大気汚染の影響が、日本企業の中国事業に障害をもたらしている。工場の一時操業停止に追い込まれたメーカーがあるほか、駐在員らの健康被害にも不安が広がっている。日本企業は沖縄県・尖閣諸島の国有化を受けた反日デモの危険にさらされたが、大気汚染という新たな「チャイナリスク」に直面している。(中略)日本企業の一部では、排ガスの回収装置の販売拡大などの“特需”への期待も出ているが、日本製品は中国製に比べて価格競争力に劣るため、「環境ビジネスの展開は簡単ではない」と日本貿易振興機構(ジェトロ)北京事務所の岡田英治次長はクギを刺す。工場の機器調達などで国や地方政府は地元の中国企業を優先する傾向もあり、売り込みの壁は高い。大和総研の後藤あす美エコノミストは「中国に対する投資コストが増える恐れがある」と指摘。リスク回避のため、東南アジアでの事業を強化する日本企業の動きが加速する可能性も出てきた。(記事抜粋)

中国国内でも深刻な問題となっている大気汚染。中国国民にとっても健康への影響は当然気になるポイントなのでパナソニックやダイキンといった家電メーカーが空気清浄機の特需を受けて売り上げを伸ばしている。日本のことは大嫌いだけど、自分の命がかかっているとなると話は別。一時反日感情は棚に上げ、高品質な日本製を求め空気清浄機コーナーに殺到するという・・・

単純に日本メーカーが好調だと聞くと、とても嬉しくなります。ただ、特需に一喜一憂しても結局は短期的なもので、しかも原因は大気汚染ですからね。ここ最近「チャイナリスク」というニュースを見るたびに思うんですが、現状リスクの範疇を大幅に超えて、ダメージなんじゃないの?と。反日デモで損害を受けるし、政府の介入で不利益を被るし、大気汚染で生命の危険にさらされる。「中国に対する投資コストが増える恐れがある」って、恐れじゃなくて増えてますよ~。長期戦略で見ても中国に旨味があるとは思えません。そういえばYAHOOや楽天のネット事業参入&撤退は俊足でしたね。まさに「鶏肋」、勿体ないかもしれないけど、さっさと戦略的撤退をして次の一手を打ちましょうよ。中国での損失を中国で取り返そうとすると泥沼化しますよ。敗兵の思考ですね。

「中国みたいなところは、これから混乱したらみんな身ぐるみはがれてほうほうの体で帰ってこれたら儲けもん、って時代が来ても全くおかしくないんですよ。せいぜい儲けたお金が多少あったとしても、それは全部サイコセラピストに投じることになる。」―中野剛志

  

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