TPP交渉参加をめぐる週末の動き：ここであえてのマイペースぶり：So-netブログ

	ブログをはじめるログイン

正月以来実家に帰ってなかったので週末は久々に帰省することに。

子供達も久々にじいじとばあばに会えてうれしそう。またじいじとばあばも孫たちに会えたことで元気をもらった様子でした。ほとんど外出しないって言ってたので良い刺激になったみたいです。

さて、週末のニュースと言えば新聞・TVいずれも「日米首脳会談」のニュースでもちきりでしたね。土曜の晩は近所に住む兄達家族も加わって一緒に晩御飯。TPP関連のNHKニュースを酒の肴にTPP談義でした。それにしてもNHKのニュースでTPPってなんぞやって説明を「日本の輸出品自動車（数%）、家電（数%)、輸入品コメ（数百％）の関税をなくしましょうというルール」なんて未だに表面上の説明しかしていなかったのが残念です。

もっと残念なのは新聞・TVが「聖域なき関税撤廃を前提としない＝交渉参加へ強硬推進」となんとも不穏な記事や報道をしていることです。自民党の大多数が反TPPに振れていた昨今の情勢からすると一気に逆に振れてしまったといった印象の報道ばかり。

評価の一方、参院選を懸念も…ＴＰＰめぐり自民

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130223-00000788-yom-pol

―自民党は、環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）交渉参加について、政府への一任に向けて党内調整を本格化させる。
　党内では、全ての関税撤廃を前提としないとした日米首脳会談の共同声明を評価する見方がある一方、夏の参院選での農業票を意識して交渉参加に反対する声も強まっている。
　安倍首相に同行している加藤勝信官房副長官は２３日未明、自民党外交・経済連携調査会の衛藤征士郎会長に電子メールを送り、首相が記者会見で表明する内容を事前に伝えた。与党に配慮する姿勢を示したものだ。
　自民党は２５日の役員会で首相から報告を受けた後、２７日に同調査会を開いて関税撤廃の例外品目などを巡って具体的な検討に入る。石破幹事長は２３日、青森市で記者団に「（共同声明は）相当我が方の主張が反映され、大きな成果だ。与党として首相を支えたい」と述べ、首相の意向に沿って調整を進める考えを強調した。
　これに対し、反対派からは「交渉では農業に厳しい内容になることが予想され、参院選で農業票を失いかねない」との懸念が出ている。同党議員で作る「ＴＰＰ参加の即時撤回を求める会」の森山裕会長は２３日、「関税撤廃の聖域をどう担保しているのか、聖域が何か詰め切れていない。首相の帰国後に議論しなければいけない」と語った。（記事抜粋）

新聞・TVの切り抜き報道では詳細がつかめないため、実家から帰宅後、気になって気になってうずうずしながら、ネット動画で安倍さんの会見動画を検索。

見つけました。

安倍さんの会見の中にある「５つの条件」とは、下記の2番以下になります。1

政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
国民皆保険制度を守る。
食の安全安心の基準を守る。
国の主権を損なうようなＩＳＤ条項は合意しない。
政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。

新聞・TVでは、「TPP交渉参加のアメリカとの前提条件はクリアしたんだから、後は国内の反対派に対する合意形成だ。」とか、「TPP参加に向けて安倍首相の政治手腕が求められる」とか報道してましたけど、ちょっと待ってください、会見を聞くと各種報道に対して何か”モヤ”っとしたものを感じませんか？

日米首脳会談で日本が獲得したものとは。

安倍さんの会見を分析した動画でとても参考になったのを張っておきます。

「さぁこれからだ！」と思われた方は
↓こちらのバナークリックを

TPP亡国論 [ 中野剛志 ]

価格:798円
(2013/2/24 23:54時点)
感想(26件)

アメリカの日本改造計画―マスコミが書けない「日米論」 (East Press Nonfiction #006)

中古価格
￥144から
(2013/2/24 23:57時点)

タグ：TPP 安倍総理オバマ大統領

ご訪問ありがとうございました（＾＾）実家がお百姓さんなので、TPPに関しては、無関心ではありませんが、メリット・デメリットを考えると、アメリカの言い成りでは、困るんですが、これからどうなるんでしょうね（＾＾；）ゞホント動向が気になりますね（＾＾）ｖ
by さうざんバー (2013-02-25 09:34)