知らないと損する起業家精神を発揮する事 [起業セミナー備忘録]
起業する際、アントレプレナーシップ(起業家精神)を発揮する事はとても重要です。
どんなビジネスをやるにしても、起業時は時間的、精神的、肉体的に苦労が絶えない時期です。
そんな時・・・
その苦労を苦労とも感ずることなく、
この時期を楽しく乗り越えて行ける、たくましい精神こそが「起業家精神」なのです。
「起業家はいったい何に苦労したのか?」
2011年版 中小企業白書 の起業時および起業後の課題のアンケート結果です。
起業前、起業後ともに「資産調達」と「質の高い人材の確保」が、
大きな課題として認識されています。
また、企業の実態として
起業後、14.4カ月経過して予想売り上げ達成度は53%
黒字収支を出せている企業は68%
というデータが出ています。
これらは「ヒト、モノ、カネ、情報、ノウハウ」等の
いわゆる経営資源の準備不足が原因であることを示しており
また、起業の難しさを数値で表しているものだと思います。
「経営資源をいかに事前準備できるか」
起業を成功させる重要なポイントの一つです。
「起業環境の現実を知っておく」
1980年代から開業率が廃業率を下回る状況が続いています。
2012年版 中小企業白書 開・廃業率推移
2012年 中小企業白書 業種別開廃業率推移
2011年 中小企業白書 企業生存率
淘汰されないためには、
「顧客第一主義の徹底」⇒「専門性の発揮」「競合他社との差別化」
これらを実現するための経営資源(ヒト、モノ、カネ)の確保が必要不可欠です。
「事業可能性のチェック」
あなたの「やりたい事」の中には下記の3つがあるでしょうか?
・市場性
・収益可能性
・実現可能性
「市場性」
いかにあなたの提供するモノ(サービス)が優れたモノであっても
顧客ニーズに基づく市場性がなければ事業として成立しません。
たとえば1杯10万円のラーメン。
「最高の食材を使用し、至高の味を提供します」と言われても
10万円を出してラーメン食べようと思う人は居ないでしょう。(ゼロではないでしょうが)
「収益可能性」
顧客ニーズに基づく市場性もある。
そして何よりあなたのやりたい事である。
この2つを満たしていたとしても、収益が上がらなければ続けていくことはできません。
たとえば席数5人のライブハウス。
隠れ家好きに人気が出てリピート率も高い。
でも客単価はせいぜい3000円で回転率も高くない。
何もしなくてもテナント代などの固定費は掛ってくるわけで、当然赤字になる。
「実現可能性」
市場性もあり、収益可能性もある、でも
あなたのやりたい事の実現可能な要件が現実的でなければ
そもそも事業を立ち上げることすらできませんね。
これら3つの性質が「やりたい事」に含まれているかどうか
きっちり事前調査をしておくことが重要です。
「不足している経営資源は何か?」
経営資源(ヒト、モノ、カネ)の下準備が十分かどうか。
改めて精査していく必要があります。
下記の5つのポイントを繰り返しチェックして
事業計画をブラッシュアップしていきましょう。
1.起業に必要な業界知識や業界経験はあるか
2.自己資金はあるか?(1/2~1/3は必要)
3.販路、顧客の見通しは立っているか?
4.必要なスキルを持つ人材は確保できるか
5.精神力、技術、体力はあるか
2011年 中小企業白書 事業分野の選択の自由
起業って楽しい事ばかりじゃないですね。
「起業って大変そう」と思われた方は
↓こちらのバナークリックを
どんなビジネスをやるにしても、起業時は時間的、精神的、肉体的に苦労が絶えない時期です。
そんな時・・・
その苦労を苦労とも感ずることなく、
この時期を楽しく乗り越えて行ける、たくましい精神こそが「起業家精神」なのです。
「変化を探し、変化に対応し、変化を機械として利用する。 これが。起業家および起業家精神の定義である。 P・F・ドラッカー 『仕事の哲学』
「起業家はいったい何に苦労したのか?」
2011年版 中小企業白書 の起業時および起業後の課題のアンケート結果です。
起業前、起業後ともに「資産調達」と「質の高い人材の確保」が、
大きな課題として認識されています。
また、企業の実態として
起業後、14.4カ月経過して予想売り上げ達成度は53%
黒字収支を出せている企業は68%
というデータが出ています。
これらは「ヒト、モノ、カネ、情報、ノウハウ」等の
いわゆる経営資源の準備不足が原因であることを示しており
また、起業の難しさを数値で表しているものだと思います。
「経営資源をいかに事前準備できるか」
起業を成功させる重要なポイントの一つです。
「起業環境の現実を知っておく」
1980年代から開業率が廃業率を下回る状況が続いています。
2012年版 中小企業白書 開・廃業率推移
2012年 中小企業白書 業種別開廃業率推移
2011年 中小企業白書 企業生存率
淘汰されないためには、
「顧客第一主義の徹底」⇒「専門性の発揮」「競合他社との差別化」
これらを実現するための経営資源(ヒト、モノ、カネ)の確保が必要不可欠です。
「事業可能性のチェック」
あなたの「やりたい事」の中には下記の3つがあるでしょうか?
・市場性
・収益可能性
・実現可能性
「市場性」
いかにあなたの提供するモノ(サービス)が優れたモノであっても
顧客ニーズに基づく市場性がなければ事業として成立しません。
たとえば1杯10万円のラーメン。
「最高の食材を使用し、至高の味を提供します」と言われても
10万円を出してラーメン食べようと思う人は居ないでしょう。(ゼロではないでしょうが)
「収益可能性」
顧客ニーズに基づく市場性もある。
そして何よりあなたのやりたい事である。
この2つを満たしていたとしても、収益が上がらなければ続けていくことはできません。
たとえば席数5人のライブハウス。
隠れ家好きに人気が出てリピート率も高い。
でも客単価はせいぜい3000円で回転率も高くない。
何もしなくてもテナント代などの固定費は掛ってくるわけで、当然赤字になる。
「実現可能性」
市場性もあり、収益可能性もある、でも
あなたのやりたい事の実現可能な要件が現実的でなければ
そもそも事業を立ち上げることすらできませんね。
これら3つの性質が「やりたい事」に含まれているかどうか
きっちり事前調査をしておくことが重要です。
「不足している経営資源は何か?」
経営資源(ヒト、モノ、カネ)の下準備が十分かどうか。
改めて精査していく必要があります。
下記の5つのポイントを繰り返しチェックして
事業計画をブラッシュアップしていきましょう。
1.起業に必要な業界知識や業界経験はあるか
2.自己資金はあるか?(1/2~1/3は必要)
3.販路、顧客の見通しは立っているか?
4.必要なスキルを持つ人材は確保できるか
5.精神力、技術、体力はあるか
2011年 中小企業白書 事業分野の選択の自由
起業って楽しい事ばかりじゃないですね。
「起業って大変そう」と思われた方は
↓こちらのバナークリックを
タグ:備忘録 起業セミナー 定性編
2013-03-24 07:00
nice!(366)
コメント(6)
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こんにちは。一つ確実に言えること。私は起業家に向いていない(笑)。
by mistta (2013-03-24 16:44)
参考になりました。
by caterham_7 (2013-03-24 17:05)
私も自分の店だしたときを思い出しました~ためになるお話有難うございます~!ポチット応援~!!
by macinu (2013-03-25 03:13)
参考になります。niceクリックありがとう。相変わらず丁重に整理されたなブログだ・・・
by douwachan (2013-03-25 04:38)
皆さま沢山のご訪問&コメント&niceありがとうございますっ
起業の定性面は詰めて行こうとすればするほど、正直メンタルが折れそうになります。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、マインドを高い位置に保って
勢いに乗るって難しい事ですよね。
でも、ハードルが高ければ高いほど燃えてくるので起業を考える事自体はスリリングでもあり本当に楽しいです。
by ゆずけん (2013-03-25 14:16)
いつかはと思いつつ、そろそろ体力的に無理かなと思い始めたへたれです(^^;;
by YUKO (2013-04-13 22:22)